令和7年度 霧島市立医師会医療センター 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 680 195 84 114 199 388 913 1744 1184 496
当院の令和7年6月~令和8年5月における年間退院患者数は合計5,997名です。年齢階級別では70歳代(1,744名、29.1%)が最も多く、次いで80歳代(1,184名、19.7%)、60歳代(913名、15.2%)、0~9歳(680名、11.3%)の順となっています。60歳以上の高齢患者層は計4,337名であり、全体の約72.3%を占めています。
当院は地域の急性期医療を担う中核病院として、地域医療支援病院、救急告示病院、第二種感染症指定医療機関、地域がん診療病院、地域災害拠点病院、基幹型臨床研修病院など多様な医療機能を担いながら、患者様へ医療を提供しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2:なし 80 17.11 16.1 25 85.67
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 62 14.32 13.42 24.19 79.27
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 58 15.53 20.49 37.93 84.05
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2:4あり 34 5.88 8.09 0 71.61
130030xx99xBxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2:Bあり 25 11.16 11.45 0 74.44
内科で最も多い疾患は「肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)」の80名(平均年齢85.7歳)です。平均在院日数は17.11日で全国平均(16.1日)をやや上回っており、転院率は25%となっています。次いで「腎臓又は尿路の感染症」(62名、平均在院日数14.32日、転院率24.19%)、「誤嚥性肺炎」(58名、平均在院日数15.53日、転院率37.93%)が続いています。「誤嚥性肺炎」の平均在院日数は全国平均(20.49日)より短くなっています。また、「非ホジキンリンパ腫」の手術・処置あり症例が計59名(化学療法等)あり、転院率は0%です。前年度と比較すると、肺炎症例が引き続き最多を占め、誤嚥性肺炎の転院率は前年度(約26.47%)より増加(37.93%)しています。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 193 2.29 2.56 0.52 67.02
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 122 10.98 8.76 12.30 82.18
060050xx03xxxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 43 17 10.31 2.33 76.58
06007xxx97x0xx 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 41 10.24 11.27 2.44 70.70
060060xx9710xx 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 39 13.66 11.59 10.26 81.76
消化器科で最も患者数が多い疾患は「小腸大腸の良性疾患(内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術)」の193名で、平均在院日数は2.29日(全国平均2.56日)、転院率は0.52%です。次いで「胆管(肝内外)結石、胆管炎」が122名(平均在院日数10.98日、転院率12.30%)、「肝・肝内胆管の悪性腫瘍(血管塞栓術)」が43名、「膵臓、脾臓の腫瘍(手術あり)」が41名、「胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍」が39名となっています。胆道疾患および肝胆膵悪性腫瘍に対する専門的治療が数多く実施されています。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外 116 19.13 17.31 18.10 83.31
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1:1あり 手術・処置等2:なし 105 3.88 3.1 3.81 70.70
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1:なし、1,3あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 65 10.38 9.57 9.23 83.32
050030xx03000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1:なし、1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 64 11.65 11.36 6.25 69.01
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1:なし、1,2あり 手術・処置等2:なし 58 4.39 4.12 1.72 70.51
循環器科で最も多い疾患は「心不全」の116名で、平均年齢は83.3歳、平均在院日数は19.13日(全国平均17.31日)、転院率は18.10%です。次いで「狭心症、慢性虚血性心疾患(手術なし・検査等)」が105名(平均在院日数3.88日)、「徐脈性不整脈(手術あり)」が65名(平均在院日数10.38日)、「急性心筋梗塞(経皮的冠動脈形成術等)」が64名(平均在院日数11.65日)、「狭心症(経皮的冠動脈形成術等)」が58名(平均在院日数4.39日)となっています。前年度と比較すると、心不全患者数が増加しているとともに、急性心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈形成術(PCI)などの血管内治療が多く行われています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎   手術・処置等2:なし 101 3.39 5.49 0 5.28
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)   96 5.14 6.2 0 1.08
040100xxxxx00x 喘息   手術・処置等2:なし 副傷病:なし 76 5.15 6.32 1.32 2.96
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎   手術・処置等2:なし 58 4.25 5.86 0 4.68
030270xxxxxxxx 上気道炎   52 3.75 4.7 0 3.11
小児科では「ウイルス性腸炎」が101名(平均年齢5.3歳、平均在院日数3.39日)で最多となっており、全国平均(5.49日)より短い在院日数となっています。次いで「急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症」が96名(平均年齢1.1歳、平均在院日数5.14日)、「喘息」が76名(平均年齢3.0歳、平均在院日数5.15日)、「インフルエンザ、ウイルス性肺炎」が58名(平均年齢4.7歳)、「上気道炎」が52名(平均年齢3.1歳)となっています。すべての疾患群において転院率はほぼ0%であり、平均在院日数は全国平均を下回っています。前年度と比較して呼吸器系感染症およびウイルス性腸炎の症例数が全体的に増加しています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 107 2.42 4.56 0.94 69.88
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 63 6.77 7.05 1.59 63.52
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 41 5.31 6 0 65.26
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 32 15.93 14.8 3.13 71.43
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 32 5.21 5.36 0 39.37
外科で最も患者数が多い疾患は「鼠径ヘルニア(15歳以上)」の107名(平均在院日数2.42日、全国平均4.56日)です。次いで「胆嚢炎等(腹腔鏡下胆嚢摘出術等)」が63名(平均在院日数6.77日)、「胆嚢疾患(胆嚢結石など・腹腔鏡下胆嚢摘出術等)」が41名(平均在院日数5.31日)、「結腸の悪性腫瘍(結腸切除術)」が32名(平均在院日数15.93日)、「虫垂炎(虫垂切除術)」が32名(平均在院日数5.21日)となっています。多くの疾患で平均在院日数が全国平均より短く、転院率は0~3.13%と低い水準にあります。前年度と比較して鼠径ヘルニアや胆嚢疾患に対する低侵襲な腹腔鏡手術症例数が順調に推移しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 139 22.76 24.75 76.98 83.82
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 30 19 18.99 60 79.3
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 26 6.11 5.86 7.69 64.19
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 23 31.91 18.55 8.70 73.08
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 22 11 13.89 13.64 69.54
整形外科で最も多い疾患は「股関節・大腿近位の骨折(人工骨頭挿入術等)」の139名で、平均年齢は83.8歳、平均在院日数は22.76日(全国平均24.75日)、転院率は76.98%となっています。次いで「胸椎、腰椎以下骨折損傷(手術なし)」が30名(転院率60%)、「前腕の骨折(骨折観血的手術)」が26名、「股関節骨頭壊死、股関節症(人工関節再置換術等)」が23名、「肩関節周辺の骨折・脱臼」が22名となっています。前年度と比較すると、高齢者の大腿骨骨折に対する手術件数が増加しており、地域の回復期病院等への高い転院率(76.98%)を伴う継続的なリハビリテーション支援体制が機能しています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2:4あり 副傷病:なし 63 15.31 16.51 46.03 75.96
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 33 12.51 9.62 30.30 75.42
010060xx99x20x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2:2あり 副傷病:なし 20 17.35 16.60 50 76.35
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 15 14.73 18.40 40 66.06
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作   手術・処置等2:なし 12 6 6.37 0 70.66
脳神経外科では「脳梗塞(手術なし)」の症例が計83名、最多の分類では63名(平均年齢76歳、平均在院日数15.31日、転院率46.03%)となっています。次いで「頭蓋・頭蓋内損傷(その他の手術あり)」が33名(平均在院日数12.51日、転院率30.3%)、「非外傷性頭蓋内血腫(手術なし)」が15名(平均在院日数14.73日、転院率40%)、「一過性脳虚血発作」が12名(平均在院日数6.0日)となっています。前年度と比較して脳梗塞および頭蓋内損傷の緊急受入・急性期治療が堅調に行われており、全国平均と同等以上の平均在院日数で急性期管理がなされています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2:なし 68 9.30 9.75 0 75.26
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 34 3.41 2.99 2.94 74.91
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 27 12 13.45 25.93 75.07
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 21 10.66 9.44 0 38.52
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 9.25 - -
呼吸器外科で最も患者数が多い疾患は「肺の悪性腫瘍(肺悪性腫瘍手術・肺葉切除等)」の68名(平均年齢75.3歳、平均在院日数9.30日、全国平均9.75日)で、転院率は0%です。次いで「肺の悪性腫瘍(手術なし・検査・処置等)」が計61名(34名および27名)、「気胸(肺切除術等)」が21名(平均年齢38.5歳、平均在院日数10.66日)、「気胸(手術なし)」となっています。肺の悪性腫瘍に対する切除手術症例数が増加しており、短い在院日数での退院・社会復帰が図られています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 48 2.10 2.57 0 72.16
050170xx02000x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1:なし、1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 10 20 14.85 20 63.1
050170xx02001x 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1:なし、1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:あり - - 27.91 - -
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2:1あり - - 19.15 - -
050170xx97000x 閉塞性動脈疾患 その他の手術あり 手術・処置等1:なし、1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 9.49 - -
心臓血管外科で最も多い疾患は「静脈・リンパ管疾患(下肢静脈瘤手術等)」の48名(平均在院日数2.10日、全国平均2.57日)で、転院率は0%です。次いで「閉塞性動脈疾患(動脈形成術・吻合術等)」、「非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤(大動脈瘤切除術等)」、「閉塞性動脈疾患(その他の手術あり)」となっています。下肢静脈瘤の短期滞在型手術が安定して実施されているとともに、下肢閉塞性動脈疾患や大動脈瘤に対する血管外科手術が実施されています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 19 1.78 2.74 0 4.73
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 10 1.9 2.95 0 2.6
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 - - 5.36 - -
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 副傷病:なし - - 6.85 - -
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 - - 3.54 - -
小児外科で最も患者数が多い疾患は「鼠径ヘルニア(15歳未満)」の19名(平均年齢4.7歳、平均在院日数1.78日、全国平均2.74日)です。次いで「停留精巣(手術あり)」が10名(平均年齢2.6歳、平均在院日数1.9日)となっています。全疾患において転院率は0%であり、全国平均を下回る短期入院での治療が行われています。前年度と比較しても小児の鼠径ヘルニアおよび停留精巣の手術症例が中心を占めています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
耳鼻咽喉科・頭頚部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 34 5.29 5.6 2.94 42.29
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 29 6.27 7.32 0 29.34
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 19 4.47 5.74 0 49.21
030320xxxxxxxx 鼻中隔弯曲症 10 4.3 5.6 0 37.9
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり - - 6.63 - -
耳鼻咽喉科で最も多い疾患は「扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎(手術なし)」の34名(平均在院日数5.29日)です。次いで「扁桃、アデノイドの慢性疾患」が29名(平均在院日数6.27日)、「慢性副鼻腔炎」が19名(平均在院日数4.47日)、「鼻中隔弯曲症」が10名(平均在院日数4.3日)となっています。いずれの疾患も全国平均より短い在院日数となっており、転院率はほぼ0%です。前年度と比較して扁桃疾患や副鼻腔炎に対する集中的な入院治療・手術治療が継続して行われています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 76 2.23 2.45 0 71.17
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病:なし 34 5.58 5.16 2.94 66.52
110070xx02xxxx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 33 6.33 6.77 3.03 74.84
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 27 10 10.98 0 69.07
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 25 9 7.77 4 74
泌尿器科で最も患者数が多い疾患は「前立腺の悪性腫瘍(手術なし・検査等)」の76名(平均在院日数2.23日)です。次いで「上部尿路疾患(経尿道的尿路結石除去術)」が34名(平均在院日数5.58日)、「膀胱腫瘍(膀胱悪性腫瘍手術・経尿道的手術)」が33名(平均在院日数6.33日)、「前立腺の悪性腫瘍(前立腺悪性腫瘍手術等)」が27名(平均在院日数10.0日)、「前立腺肥大症等(経尿道的前立腺手術等)」が25名(平均在院日数9.0日)となっています。前年度と比較して尿路結石に対する経尿道的手術や前立腺がんの検査・手術症例が堅調に推移しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 28 10 23 26 - - 1 8
大腸癌 36 31 36 79 69 16 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 56 11 29 38 10 28 1 8
肝癌 - - - - - 40 1 6,7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
上記指標は、5大癌を初発のUICC病期分類(※)と再発に分けて集計したものです。
当院では2023年4月より地域がん診療病院として認定を受けております。
手術や化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療や、緩和ケアを提供する体制を有し、患者さんの状態に応じて各学会の診療ガイドラインに準じた標準的な治療を行っております。緩和ケアにおいても医師や看護師、コメディカルなどの多職種によるチー医療により、患者の意思決定を支援し、患者家族が納得して対処できるよう地域の医療福祉と連携して支援しております。

胃癌:初発症例は前年度と比較して増加しています。
大腸癌:全病期において幅広い進行度の症例に対応しています。
肺癌:Stage Iの早期発見・切除例とともに進行期や再発例の集約的治療を行っています。
肝癌:再発症例に対する継続治療が多く行われています。

※UICC病期分類:国際対がん連合(UICC)によって定められたTNM記号による病期分類。
 原発巣の大きさと進展度を表すT(T1~T4)、所属リンパ節への転移状況を表すN(N0~N3)、遠隔転移を表すM(M0、M1)の3記号を
 指標として、がんの進行度をStage Ⅰ~Ⅳの4期に分類。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 17 7.58 34.52
中等症 64 12.96 79.14
重症 24 22.41 85.45
超重症 10 18.3 82.9
不明 - - -
定義
・成人の患者様を対象とする。
・市中肺炎は、普段の日常生活を送っている中で発症した肺炎の事で、病院内で発症した肺炎は含まない。
・以下に説明するA-DROPスコアを基に分類

A-DROPスコアとは
1 Age(年齢)       男性70歳以上、女性75歳以上
2 Dehydration(脱水) 尿酸窒素(BUN)21mg/dl以上または脱水あり
3 Respiration(呼吸) 酸素(SpO2)<=90%(動脈酸素分圧(PaO2)60Torr以下)
4 Orientation(見当識)意識障害あり
5 Pressure(血圧)   収縮期血圧90mmHg以下
の頭文字を取ったもので、これらの5つの因子をそれぞれ評価し判定します。
5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となります。
スコアが高いほど重症を表しています。

軽  症:0点の場合
中等症:1~2点の場合
重 症:3点の場合
超重症:4~5点の場合(ただし、ショックがあれば、1項目のみでも超重症とする)
不  症:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合

患者の約85.2%(98名)が中等症以上であり、重症度が上がるにつれて平均年齢が高くなり、平均在院日数も長期化する傾向が認められます。前年度と同様、高齢の高齢者層における中等症・重症例を中心とした受け入れ体制が継続されています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 101 20.93 78.03 48.52
その他 - - - -
脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血流が低下し、その部位の脳組織が壊死(梗塞)してしまったものを言います。
脳梗塞は、発症から迅速な治療およびリハビリテーションを要します。
上記は、脳梗塞で入院される方の発症日からの日数で集計して分類した指標です。

脳梗塞全症例の約93.5%(101名)が発症3日以内の急性期に入院して治療を開始しています。転院率は48.52%となっており、急性期治療終了後にリハビリテーション専門病院等への円滑な地域連携が行われています。前年度(発症3日以内104名)と比較すると、同様に9割以上の急性期受入体制を維持しています。

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診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
内科で最も多く実施された手術は「内視鏡的胆道ステント留置術」です。次いで「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)」、「経尿道的尿管ステント留置術」、「内視鏡的消化管止血術」、「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置」となっています。

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消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 181 0.12 1.22 0.55 67.57
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 152 1.75 12.76 13.16 80.94
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 42 2.73 12.76 2.38 76.35
K6872 内視鏡的乳頭切開術 胆道砕石術を伴うもの 34 2.35 7.17 8.82 78.29
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 28 1.96 16.60 3.57 66.78
消化器科で最も多く実施された手術は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)」の181名(平均術前日数0.12日、平均術後日数1.22日、転院率0.55%)です。次いで「内視鏡的胆道ステント留置術」が152名(平均術前日数1.75日、平均術後日数12.76日、転院率13.16%)、「血管塞栓術(選択的動脈化学塞栓術)」が42名(平均術後日数12.76日)、「内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴うもの)」が34名(平均術後日数7.17日)、「抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置」が28名となっています。前年度と比較して、大腸ポリープ切除術や胆道系に対する内視鏡的手術の症例数が高い水準で推移しています。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 55 2.98 4.6 7.27 70.47
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 49 0.04 13.51 10.20 70.46
K5973 ペースメーカー移植術 リードレスペースメーカーの場合 24 4.37 7.5 16.67 88.87
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 22 0.13 13.18 9.09 74.31
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 21 1.90 9.28 4.76 76.71
循環器科で最も多い手術は「経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)」の55名(平均術前日数2.98日、平均術後日数4.60日、転院率7.27%)です。次いで「経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの)」が49名(平均術前日数0.04日、平均術後日数13.51日、転院率10.20%)、「ペースメーカー移植術(リードレスペースメーカー)」が24名(平均年齢88.9歳、平均術後日数7.50日)、「経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの)」が22名、「ペースメーカー移植術(経静脈電極)」が21名となっています。前年度と比較して急性心筋梗塞への緊急ステント留置の迅速な対応(術前日数0.04日)が確保されているほか、リードレスペースメーカー等の高度な医療技術が適用されています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7151 腸重積症整復術(非観血的) - - - - -
小児科で実施された主要手術は「腸重積症整復術(非観血的)」です。腸重積症とは腸管の一部がこれに連続する腸管内に陥入した状態のことを言います。
空気整復(空気を注入し、入り込んだ腸管を押し戻す方法)により腸重積症の解除を行います。

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外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 109 1.11 4.42 1.84 64.23
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 79 0.54 0.89 1.27 69.93
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 32 0.31 3.90 0 39.37
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 32 3.25 11.68 3.13 71.43
K719-21 腹腔鏡下結腸切除術(小範囲切除、結腸半側切除) 30 0.86 6.1 6.67 57.13
外科で最も多く実施された手術は「腹腔鏡下胆嚢摘出術」の109名(平均術前日数1.11日、平均術後日数4.42日、転院率1.84%)です。次いで「ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)」が79名(平均術前日数0.54日、平均術後日数0.89日、転院率1.27%)、「腹腔鏡下虫垂切除術」が32名(平均術後日数3.90日)、「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」が32名(平均術後日数11.68日)、「腹腔鏡下結腸切除術(小範囲・半側切除)」が30名(平均術後日数6.10日)となっています。前年度と比較して胆嚢疾患や大腸癌に対する腹腔鏡下手術の比率が高く、短い術後日数での経過観察・退院が実現されています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 95 3 14.78 65.26 79.24
K0811 人工骨頭挿入術(股) 68 3.67 19.36 72.06 84.77
K0821 人工関節置換術(股) 51 1.49 29.27 21.57 73.47
K0462 骨折観血的手術(下腿) 48 1.72 9.47 16.67 61.16
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 29 0.96 1.75 0 55.68
整形外科で最も多く実施された手術は「骨折観血的手術(大腿)」の95名(平均年齢79.2歳、平均術前日数3.00日、平均術後日数14.78日、転院率65.26%)です。次いで「人工骨頭挿入術(股)」が68名(平均年齢84.8歳、平均術前日数3.67日、平均術後日数19.36日、転院率72.06%)、「人工関節置換術(股)」が51名(平均術前日数1.49日、平均術後日数29.27日、転院率21.57%)、「骨折観血的手術(下腿)」が48名(平均術後日数9.47日)、「骨内異物除去術(前腕)」が29名となっています。前年度同様、早期手術および回復期リハビリへのスムーズな移行(高転院率)が維持されています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 24 0.79 13.66 37.50 76.12
K1781 脳血管内手術(1箇所) 10 1 11.1 10 73.6
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
脳神経外科で最も多く実施された手術は「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術」の24名(平均年齢76.1歳、平均術前日数0.79日、平均術後日数13.66日、転院率37.50%)です。次いで「脳血管内手術(1箇所)」が10名(平均術前日数1.00日、平均術後日数11.10日、転院率10.00%)、「経皮的脳血栓回収術」、「胃瘻造設術」、「経皮的頸動脈ステント留置術」となっています。前年度同様、高齢者に多い慢性硬膜下血腫への対応や、脳血管障害に対する血管内治療(脳血栓回収術や頸動脈ステント留置術)が実施されています。

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呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 34 1.17 6.55 0 74.64
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 21 1.28 7 0 77.09
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 19 5.15 5.36 0 38.68
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 10 1 5.4 0 72.5
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
呼吸器外科で最も多く実施された手術は「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除等)」の34名(平均術前日数1.17日、平均術後日数6.55日)です。次いで「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)」が21名(平均術後日数7.00日)、「胸腔鏡下肺切除術(気胸等)」が19名(平均年齢38.7歳、平均術後日数5.37日)、「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)」が10名(平均術後日数5.40日)となっています。前年度と比較してほぼすべての手術(肺がん切除・気胸手術)が胸腔鏡下で行われており、術後平均在院日数は5~7日程度と良好な経過を示しています。

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心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 45 0.06 1 0 72.48
K6145 血管移植術、バイパス移植術 下腿、足部動脈 10 4.5 24.9 40 63.3
K6093 動脈血栓内膜摘出術(その他) - - - - -
K5606 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの) - - - - -
K6146 血管移植術、バイパス移植術(膝窩動脈) - - - - -
心臓血管外科で最も多く実施された手術は「下肢静脈瘤血管内焼灼術」の45名(平均術前日数0.06日、平均術後日数1.00日)です。次いで「血管移植術、バイパス移植術(下腿・足部動脈)」が10名(平均術後日数24.90日、転院率40.00%)、「動脈血栓内膜摘出術」、「大動脈瘤切除術(腹部大動脈)」、「血管移植術、バイパス移植術(膝窩動脈)」となっています。下肢静脈瘤に対する低侵襲な血管内焼灼術の症例数が多くを占めているほか、重症下肢駆血性疾患に対するバイパス手術が行われています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 19 0 0.78 0 5.05
K836 停留精巣固定術 10 0 0.9 0 2.6
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) - - - - -
K6333 臍ヘルニア手術 - - - - -
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) - - - - -
小児外科で最も多く実施された手術は「鼠径ヘルニア手術」の19名(平均年齢5.1歳、平均術前日数0.0日、平均術後日数0.79日)です。次いで「停留精巣固定術」が10名(平均年齢2.6歳、平均術後日数0.90日)、「皮膚、皮下腫瘍摘出術」、「臍ヘルニア手術」、「腹腔鏡下虫垂切除術」となっています。平均術後日数は1日前後と短期入院手術が完遂されています。前年度同様、鼠径ヘルニアと停留精巣手術が中心となっています。

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耳鼻咽喉科・頭頚部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 36 1 4.25 0 26.77
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 23 1 2.69 0 55.91
K347 鼻中隔矯正術 10 1 2.3 0 36.6
K6261 リンパ節摘出術 長径3センチメートル未満 - - - - -
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 - - - - -
耳鼻咽喉科・頭頚部外科で最も多く実施された手術は「口蓋扁桃手術(摘出)」の36名(平均年齢26.8歳、平均術前日数1.00日、平均術後日数4.25日、転院率0.00%)です。次いで「内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型」が23名(平均術後日数2.69日)、「鼻中隔矯正術」、「リンパ節摘出術」、「鼓膜チューブ挿入術」となっています。転院率はほぼ0%であり、短い術後日数で退院しています。前年度と比較して口蓋扁桃摘出術および内視鏡下副鼻腔手術の症例数が安定して推移しています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 47 1.27 4.29 4.26% 74.74
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 35 1.08 3.48 2.86% 66.05
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 27 1 8 0% 69.07
K841-5 経尿道的前立腺核出術 24 1.33 6.70 4.17% 75.25
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 20 0.15 10.5 15% 72.75
泌尿器科で最も多く実施された手術は「膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・電解質溶液利用)」の47名(平均術前日数1.27日、平均術後日数4.29日、転院率4.26%)です。次いで「経尿道的尿路結石除去術(レーザー)」が35名(平均術前日数1.08日、平均術後日数3.48日)、「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)」が27名(平均術後日数8.00日)、「経尿道的前立腺核出術」が24名(平均術後日数6.70日)、「経尿道的尿管ステント留置術」が20名となっています。前年度と比較して経尿道的手術やロボット支援下(ダヴィンチ使用)の前立腺悪性腫瘍手術が積極的に実施されています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 10 0.17
異なる 21 0.35
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 17 0.28
異なる - -
上記集計は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症及び合併症の発生率を示したものです。癌や細菌感染による重篤な合併症である敗血症や播種性血管内凝固症候群(DIC)、手術・処置等の合併では狭窄や出血などがあります。これらの合併症は、発症すると入院が長期化するため未然に防ぐよう一層の注意を払っております。

全退院患者数に対して合併症等の発生率は低水準に抑えられています。前年度と比較すると、いずれの指標もほぼ同等ないし微減傾向を示しており、良好な臨床管理が行われています。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
681 584 85.76
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された症例の割合を集計しています。肺血栓塞栓症は、主に下肢の深部静脈にできた血栓(深部静脈血栓症)が血流によって運ばれ、肺動脈に閉塞を起こしてしまう重篤な病態です。肺血栓塞栓症の予防対策の実施は、発生率の低下につながります。

リスクレベル「中」以上の手術を施行した退院患者数681名のうち、予防対策(弾性ストッキングの着用や薬物療法等)が実施された患者数は584名であり、実施率は85.76%です。前年度と比較して、継続して85%を超える高い予防対策実施率が維持されています。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
3410 3039 89.12
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。 また、血液培養は 1 セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2 セット以上行うことが推奨されています。本指標は、血液培養を行う際に2 セット以上の検査が実施された割合を示しています。

血液培養オーダー日数3,410日のうち、1日に2セット以上実施された日数は3,039日であり、実施率は89.12%です。前年度と比較して上昇しています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
508 401 78.94
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、各医療機関において抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST)を組織するなど、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です。

広域スペクトル抗菌薬が処方された退院患者数508名のうち、投与開始前までに細菌培養同定検査が実施された患者数は401名であり、実施率は78.94%です。前年度同様、適正な抗菌薬使用に向けた事前検査が徹底されています。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
73492 163 2.218
入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。原因としては、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した率と、患者への傷害に至らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。

退院患者の在院日数の総和73,492日に対し、発生件数は163件、転倒・転落発生率は2.218‰(千分率)です。前年度と比較すると、入院延べ日数の増加に伴い発生件数は微増しているものの、発生率自体はほぼ同等の水準を維持しています。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
73492 8 0.109
インシデント影響度分類レベル3b以上とは、転倒・転落により手術や大きな処置、入院期間の延長などを必要とする、損傷レベルの高いものを指します。
入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。原因としては、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した率と、患者への傷害に至らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。

在院日数の総和73,492日に対し、レベル3b以上(骨折や縫合等を要する処置が必要となった事例等)の発生件数は8件で、発生率は0.109‰(千分率)です。前年度と比較すると、大きな変化はなく低い発生率にとどまっています。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
1306 1306 100.00
現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。

全身麻酔手術で予防的抗菌薬投与が実施された1,306件の全例において、手術開始前1時間以内に投与が開始されており、実施率は100%です。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
71889 32 0.05
褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。褥瘡は患者の QOL の低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の 1 つにとらえられ、1998 年からは診療報酬にも反映されています。
○ 本指標の定義は、目の前の患者が褥瘡発生する確率を見ているものであり、日々のケアの質に関わるものです。

退院患者の在院日数の総和71,889日において、d2以上の褥瘡発生患者数は32名であり、発生率は0.05%です。前年度と比較して発生数は同水準で推移しており、院内での褥瘡予防・皮膚ケア対策が効果的に機能しています。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
3976 3790 95.32
65歳以上の入院患者様に早期の栄養アセスメントを実施した割合を示したものです。早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。

65歳以上の退院患者数3,976名のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数は3,790名であり、実施割合は95.32%です。前年度と比較して2.86ポイント向上しており、早期からの栄養管理介入が確実に実施されるようにしています。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
73492 1502 2.04
身体的拘束は、制限の程度が強く、また、二次的な身体的障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見出されるまでの間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならないものとされています。施設や医療機関などで、患者を、「治療の妨げになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、安易にひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、患者をベッドや車椅子に縛る等の身体的拘束は慎むべきものです。

退院患者の在院日数の総和73,492日に対し、身体的拘束が行われた日数の総和は1,502日であり、実施率は2.04%です。前年度と比較して拘束日数・実施率ともに低下しており、身体拘束最小化に向けた取り組みを推進しています。
更新履歴
2026/9/30
令和7年度病院指標を公開