「霧島らしさ」を「和える」
新病院は先進的な医療施設としての佇まいに
「霧島らしさ」を「和える」ことで、
先進性と地域性の双方の魅力を引き出し、
悠久の歴史を引継ぎ、
次世代へとつなぐ新たなデザインを目指します。
和える
異素材同士がお互いの形を残しつつも、共に魅力を引き出し合いながら一つになることで、より魅力的な新たなものが生まれる
新病院は先進的な医療施設としての佇まいに
「霧島らしさ」を「和える」ことで、
先進性と地域性の双方の魅力を引き出し、
悠久の歴史を引継ぎ、
次世代へとつなぐ新たなデザインを目指します。
和える
異素材同士がお互いの形を残しつつも、共に魅力を引き出し合いながら一つになることで、より魅力的な新たなものが生まれる
水平の広がりを感じさせる河川や田畑、上方への広がりと重厚感を合わせ持つ山並み、そして、生活の場としての小さな家々。
新病院は雄大な風景の中で営まれる一つ一つの命に寄り添い、共に歩む建築として、これらの風景と共鳴するような、
大きな建築でありながらも、ヒューマンなスケールや表情を持つ『小さな建築』を目指す。
霧島市は北は霧島連山、南には桜島を望み、多くの河川と温泉が湧く風土豊かな土地である。
土地の風土に根差した素材や、住まう人々の原風景とも呼べる、どこか懐かしい風景の色合いなどを新病院の中に取り込んでいく。
霧島市には現在に引き継がれる伝統的な工芸品やデザインがある。
新病院のインテリアには、これらの伝統や文化の要素を取り入れたデザインを検討していく。
シンボルマークなど、市民病院として安心の拠点を象徴するアイテムなどを引き継ぎ、未来へ繋いでいく。
シンボルマークコンセプト
霧島市立医師会医療センターのシンボルマークは、基本理念である高度医療の中核病院の役割(グリーン)と人権尊重の地域医療の創造(ライトグリーン)、その二つを結ぶ心通う医療へのやさしさ(ピンク)で繋いでいます。
霧島連山を臨む「療養環境」「自然環境」を背景に、地域高度医療の中核病院として大きくはばたく姿を翼を広げる鳥でイメージ。
美しく親しみのあるデザインで全体を「Kirishima」の「K」で柔らかく表現しています。
新病院は先進的な医療施設としての佇まいに「霧島らしさ」を「和える」ことで、先進性と地域性の双方の魅力を引き出し、悠久の歴史を引継ぎ、次世代へとつなぐ新たなデザインを目指しました。