2023.06.30
新病院情報
2023年6月 新病院建設
新病院建設の今!何を行っている?建設工事に興味をもって頂き、期待をしてください。
①今年3月より施工を進めていた、深層混合改良杭(地盤改良杭)の打設後の状況です。新病院の建物を支えてくれます。
②5月中旬より施工を進めている基礎、基礎柱の配筋状況です。
鉄筋径の一番太いものは約5㎏/mあり、約27㎏/本の鉄筋を専門工事業者が丁寧に手作業で配筋しています。
③基礎の配筋が完了後、設計で定められた形状に型枠材を設置し、コンクリートを打設できる状態になります。
④基礎のコンクリートを打設し、型枠を撤去して基礎の躯体工事が完了します。
⑤新病院のオイルタンク構造物底盤部分のコンクリートを打設している状況です。
オイルタンクには、自然災害等による停電発生時に発電機を稼働させるための燃料が備蓄されます。
⑥200tクローラークレーンの設置状況です。
工事・工法等の紹介
新病院棟の地上部分は鉄骨での構造フレームとなります。
鉄骨柱を足元で支えるために、アンカーボルトを基礎柱に埋め込みます。その鉄筋とアンカーボルトを事前にユニット化することで、工事工程の短縮、省力化を図ります。
現場で鉄筋とアンカーボルトの組立を行うと、1台あたり2日の時間を要しますが、ユニット化をすることで1台あたり1日での組立が可能となりました。
- 1枚目写真:現場で柱を横向きにしてアンカーボルトと基礎柱鉄筋の組立を行っている状況。
- 2枚目写真:ユニット化した基礎柱を設置している状況。
現場スタッフの活動
5月末には、各専門工事業者の職長による『職長会』が発足されました。
職長会会長は、(株)田代組の川元さんが務めます。
現場内の作業員休憩所の一画に職長会室を完備し、より良い安全管理、品質管理、環境管理に取り組んでいきます。他にも様々な活発な活動を期待しています。
当作業所(現場事務所内)は、技術スタッフ・事務スタッフ合わせて9名の女性スタッフが働いています。
建設現場における女性活躍の環境整備に向け、『KIRISHIMA おごじょ会』を発足し、現場事務所の一画におごじょ会ハウスを設置しました。