外来化学療法センター
外来化学療法センターについて
霧島市立医師会医療センターでは、2006年3月に外来化学療法室を5床で開設しました。その後、患者さまのニーズの変化(自宅での生活や仕事をしながらの治療など)、医療情勢の変化、新規抗がん剤の開発および副作用対策の進歩などから、外来での化学療法実施の需要が高まり、2009年4月に8床へ増設し、機能を充実させてセンター化、「外来化学療法センター」として運用が開始されました。
がん専門病院で研修を受けた医師・看護師・薬剤師による化学療法チームを中心に、化学療法委員会での症例検討や第1・3木曜日のオープンキャンサーボード、第5木曜日のレジメン検討会を実施し、地域の医療機関との連携を図りながら、化学療法を安全に提供するシステムを構築してきました。
外来診療科の増加やがん患者さまの増加に伴い、2024年度は年間で3,000件を超える件数となりました。2025年病院新設に併せて、5月から15床へ増床し、これまで以上に快適な環境で、より安全に、安心して治療を受けていただくことを目標に、チーム一丸となり運営しています。

スタッフについて
専門職種が連携を図り、患者さまの治療をサポートさせていただきます。
- 医師
- 薬剤師
- がん薬物療法認定薬剤師
- 外来がん治療認定薬剤師
- 看護師
- がん化学療法看護認定看護師
- 緩和ケア認定看護師
- 癌性疼痛認定看護師
- 看護補助者
- 公認心理師
- 管理栄養士
- 理学・作業療法士
- 医療ソーシャルワーカー
外来化学療法の治療の流れ
診断から治療開始までの実際
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01
医師からの説明
- 病名
- 治療方法、治療内容
- 利益・不利益
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02
患者さま・家族からの質問に対応
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03
治療に対する患者さまの意思を確認
がん薬物療法の説明と同意書にサイン
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04
薬剤師からの薬剤説明
化学療法のスケジュール、副作用
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05
看護師からのオリエンテーション
- 受診の流れ
- 外来化学療法センターの設備
- 副作用の予防方法、対応策


治療の実際(当日の流れ)
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01
受付
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02
採血・レントゲンなどの各種検査
血圧・体温・脈拍・酸素飽和度・体重測定
(採血の結果が出るまでに1時間ほどかかります) -
03
各診療科窓口で問診
自己管理ノートによる体調・副作用の確認
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04
医師による診察
問診と検査結果により、治療実施の検討・確定
治療効果判定と次回の予約 -
05
薬剤の調製
薬剤師2名のダブルチェックにより調製
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06
薬剤の再確認
看護師2名によるダブルチェック
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07
点滴開始
患者さんと看護師が名前・薬剤を確認
看護師が針を穿刺し、投与開始 -
08
投与中
アレルギーなどの症状が出現しないか観察
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09
投与後
看護師が針を抜き、問題なく投与が終了したことを確認
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10
院内薬局
お薬手帳に投与した薬剤名を記載
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11
会計
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12
院外薬局
院外の調剤薬局で処方された薬を受け取る




利用される患者さまへ
化学療法施行後は、副作用症状が出現するため、スタッフによる副作用の確認を随時行っております。
患者さまにも予防方法や症状出現時のケア方法、日常生活上の注意点などをお伝えするため、患者さま自身でも体調を管理していただく必要があります。日々の体調を自己管理ノートに記載していただくことで、診察・治療の参考にしていきます。
外来化学療法センターでは、患者さまからの電話等による緊急の相談に24時間対応できる体制を整えているため、お困りのことがありましたらご相談ください。
がん相談支援センター
080-1605-7469
(平日10時~16時、土日祝日・年末年始は除く)
病院代表電話
0995-42-1171
また、患者さまの急変・緊急時には当院に入院できる体制が確保されています。連携先の他の保険診療機関で治療を行っている患者さんにおいても、緊急時には連携を図り、当院への入院ができる体制を確保しています。
お仕事をされながら外来治療に通院される方へ
就労と療養が両立できるように、勤務環境の変化を踏まえた療養上必要な指導を、患者さんと患者さんを雇用している事業者へ行うことができます。
患者さまと雇用事業者とで共同し作成した勤務情報を記載した文書の提出をお願いします。
不明な点は、がん相談支援センター(がん相談員)または外来化学療法センターのスタッフへお尋ねください。












