専門・資格・所属学会等
- 医学博士
- 日本小児外科学会認定医
- 日本外科学会認定医
- 日本周産期・新生児学会
- 日本小児血液・がん学会
- 日本小児外科学会指導医
- 産業医
- 国際臨床医学会

2026年04月01日 現在
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連 利博
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連 利博 |

霧島市の14才以下の小児人口は約1.6万人で減少傾向にはありません。地域包括ケアの中で地域完結型の中核病院として小児医療の充実を目指してやってきました。小児外科医は現在常勤ではありませんが、小児科医と協力し当センターでの小児医療に貢献したいと思っています。

当院の小児外科は完全紹介型で二次医療が主体となりますが、一次医療を担当されておられるクリニックや病院と密接な関係を保ち、小児科クリニックの先生方をサポートできるように努めます。また、重症な患者さんには専門的な判断により遅滞なく鹿児島大学へ紹介します。外来診療時間は水、木曜日の午前・午後ですが、柔軟に対応したいと思っていますのでセカンドオピニオンを含め気軽にご連絡、ご紹介ください。
小児外科医は小児における「一般外科医」で、頸部、心臓外科以外の胸部外科(縦隔、気道外科、肺外科)、肝胆道系および直腸肛門まで含む消化器系はもちろんのこと腹壁を含む腹部外科を扱います。成人の外科医と際立って異なるところは、1.新生児、未熟児の外科、2.化学療法がよく効く小児悪性腫瘍の集学的チーム医療としての外科、3.小児外傷、この3つの分野をカバーできることです。小児外科医が扱う疾患の詳細は日本小児外科学会ホームページに記載されていますのでご参考ください。
日本小児外科学会-小児外科で治療する病気(外部サイト)
実際の日常の小児外科臨床で扱う頻度の高い疾患としましては、鼡径ヘルニア、臍ヘルニア、移動性精巣、停留精巣、乳児痔瘻、胸郭異常(漏斗胸)、体表の小腫瘤、嘔吐、腹痛などで、緊急性のあるものとしては虫垂炎や腸閉塞などの急性腹症、消化管出血があります。鼠径ヘルニアなどは短時間手術ですので、日帰り手術が可能です。日帰り手術を希望される方は申し出ていただければ対応いたします。
また、小児外科医は重症心身障がい児の在宅医療にも深くかかわっており、胃瘻造設された場合の胃瘻の管理や気管切開カニューレの管理を行っています。また、気管切開が行われていても時に成長と共に抜去可能になっている場合もあり、評価することは重要です。
小児外科で扱う内科的病態として比較的多いのは便秘です。直腸肛門奇形やヒルシュスプルング病との鑑別が重要ですので、まずは小児外科医に紹介されます。小児の便秘は成人や高齢者の便秘とは異なり、その原因が心理的な要素にあることが多いのです。3,4歳で来院されるお子さんが多いのですが、そのうち約6割りは1,2歳時に便に血液が付着したことがあります。出血は硬便で裂肛となったことを示しており、患児は排便時の痛みを経験したということです。このことから排便に対して嫌悪感が生まれ、便意があっても我慢するようになるのが子どもでよくある便秘のパターンです。ということで、治療には個々の患児の便秘の原因分析とその排除が必要です。
時に宿便と言って、慢性便秘から直腸・大腸内に便が詰まっている場合があり、この場合には全身麻酔下に摘便し、直腸内を一旦空虚にしてから投薬治療を始めなければなりません。母親には繊維成分の多い食生活と水分摂取の指導をしていますが、やはり薬の助けは必要です。治療薬にも選択肢が増えましたので、適切な治療薬の選択と心理療法とを総合的に組み合わせ、個々の患児に合わせた対応をしています。便秘外来は特に分けておりませんので、水、木曜日の外来にご来院ください。
コロナ禍、学校生活がいろいろと制限され、子どもたちの自由が奪われていることから心理的要素の多い腹痛や腹部膨満感などが増えました。このように器質的原因のない胃腸の不調を機能性胃腸症と呼んでいます。腹痛が原因で不登校となるお子さんもいます。当院では公認心理師と小児科医と小児外科医がチームをつくり、子どもたちやご両親の心理的サポートを行っております。ご利用ください。
日帰り手術の条件は以下のごとくですので、該当しており、希望される場合はご利用ください。
非常勤
連 利博
Toshihiro Muraji
専門・資格・所属学会等
連 利博と申します。よろしくお願いいたします。大阪生まれで、昭和50年関西医科大学を卒業後、兵庫医科大学で研修し、全国でも症例数の多い兵庫県立こども病院で20年間小児外科医として勤務いたしました。そのような貴重な経験の後、茨城県立こども病院(水戸市)外科部長、副院長として9年間勤務しました。
医療関連として、医療現場で日本語でのコミュニケーションが難しい患者もしくは家族などを支援する医療通訳制度の普及に尽力しています。国際臨床医学会に属し、医療通訳制度の充実に向けてNGO活動を行っています。
また、入院生活に笑いを取り入れるクリニクラウンの活動にも関わり、日本クリニクラウン協会副理事長を務めています。「クリニクラウン」とは、「クリニック」(病院)と「クラウン」(道下師)とを合わせた造語で、入院生活を送る子どもの病室を定期的に訪問していっしょに遊んだり、コミュニケーションを図りながら子どもに楽しみを届け、笑顔を育む役割を担っています。また、入院生活に笑いを取り入れるクリニクラウンの活動にも関わり、日本クリニクラウン協会副理事長を務めています。「クリニクラウン」とは、「クリニック」(病院)と「クラウン」(道下師)とを合わせた造語で、入院生活を送る子どもの病室を定期的に訪問していっしょに遊んだり、コミュニケーションを図りながら子どもに楽しみを届け、笑顔を育む役割を担っています。
私のライフワークは胆道閉鎖症ですが、小児泌尿器科医以外の小児外科疾患はすべてオールラウンドに扱い、特に小児気道外科も経験してきました。小児における気道外科はあまり注目されていませんので以下説明いたします。
低出生体重児で生まれ、肺が未熟であるため長期的に気管内挿管、呼吸管理され、その後後天性声門下腔狭窄を合併し抜管できずに気管切開を余儀なくされる子ども達は、低出生体重児自体が増えている昨今、増加しています。このような子ども達は成長しているにもかかわらず、気管切開が本当に必要なのかあまり評価されずにいるのが全国的な傾向です。比較的簡単に抜管できる場合がありますので、私は小学校に上がるまでに気管支鏡で評価したいと考えています。この評価の上、治療は抜管できる子どもには抜管し、できない場合はレーザー治療の後気管形成術を鹿児島大学附属病院、小児外科において行います。
小児外科では一般社団法人NCDの取り組みである『専門医制度と連携したデータベース事業』に取り組んでおります。
この事業を通じて、患者様により適切な医療を提供するための専門医の適正配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを応援することが可能となります。
何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
