当院の外科のご案内です。
外来日
特徴
特徴1 - 姶良伊佐2次医療圏の急性期外科医療の中核病院、24時間緊急手術に対応。
姶良伊佐2次医療圏(霧島市13万、姶良市7万、伊佐市4万、湧水町1万人)の外科医療の中核的病院として外科疾患すべてに積極的に取り組んでいます。また公的医療機関として24時間、365日緊急手術に対応できる体制にあります。
特徴2 - 外科学会専門医研修連携施設・消化器外科学会専門医制度指定修練施設です。
外科病床49床を有し、新専門医制度に基づいて鹿児島大学旧第1外科と旧第2外科の消化器外科が一体となった外科常勤医6名在籍しています。鹿児島大学と連携した専門的医療の提供や外科専門医育成に積極的に取り組んでいます。
特徴3 - ガイドラインに沿った標準的治療を提供します。
胃癌、結腸/直腸癌、肝臓癌、胆道癌、膵臓癌など全て癌治療(診療)ガイドラインに沿った標準的治療が安全・確実に提供できるように心がけています。低侵襲の腹腔鏡下手術も積極的に取り組んでおり、胆石手術9割、大腸癌手術8割は腹腔鏡下手術です。
特徴4 - 外科医は手術に専念できます。
- 消化器内科が充実
消化器内科医7名、肝臓内科医2名と消化器系内科常勤医が揃っており、術前画像診断、進行度評価、全身麻酔リスク評価などは殆ど内科で行います。 - 術前・術後化学療法は内科専任医師が対応
消化器がん術後の化学療法はCancer boardで症例提示/検討の後、専任の内科医/認定看護師/認定薬剤師などで構成される化学療法チームで最新の治療を提供してくれます。 - 緊急時の画像検査・診断も24時間対応
- CT(64列)・MRI(3T)などの機器の充実に加え、専任の放射線科医師が常勤し、夜間・休日の緊急読影にも対応してくれます。
- 胃・注腸透視、腹部・血管エコーなどに精通した診療放射線/検査技師6名が常勤しており、時間外・休日いつでも緊急検査に応じてくれます。
外科医師の紹介(2023年4月1日現在)
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副院長
新地 洋之
Hiroyuki Shinchi
専門・資格・所属学会等
- 消化器外科、膵臓・胆道内科
- 日本外科学会認定専門医・指導医
- 日本消化器外科学会認定専門医・指導医
- 日本消化器外科学会認定消化器がん外科治療認定医
- 日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
- 日本膵臓学会認定指導医
- 日本消化器外科学会評議員
- 日本肝胆膵外科学会評議員
- 日本膵臓学会評議員
- 九州外科学会評議員
- 鹿児島県臨床外科学会評議員
- 日本外科学会、日本癌治療学会、日本臨床外科学会、日本内視鏡外科学会、日本消化器病学会、日本胆道学会、日本腹部救急学会、膵癌術前治療研究会、日本膵切研究会
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副院長
門野 潤
Jun Kadono
専門・資格・所属学会等
- 日本外科学会認定医
- 日本外科学会専門医・指導医
- 日本消化器外科学会認定医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本消化器病学会専門医・指導医
- 日本感染症学会ICD
- 日本がん治療認定医機構認定医
- 日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
- 日本外科感染症学会外科周術期感染管理教育医
- 日本外科感染症学会外科周術期感染管理認定医
- 日本腹部救急医学会教育医
- 日本腹部救急医学会腹部救急認定医
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副診療統括部長(外科系)
﨑田 浩德
Hironori Sakita
専門・資格・所属学会等
- 医学博士
- 日本外科学会専門医
- 日本がん治療認定医
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外科医長
井上 真岐
Maki Inoue
専門・資格・所属学会等
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科領域)
- 消化器がん外科治療認定医
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外科医師
二渡 久智
Hisatomo Futawatari
専門・資格・所属学会等
- 日本外科学会専門医・指導医
- 消化器外科専門医・指導医
- 日本消化器病学会専門医・指導医
- 消化器がん外科治療認定医
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外科医師
上今別府 大作
Daisaku Kamiimabeppu
専門・資格・所属学会等
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
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外科医師
大川 政士
Masashi Ookawa
専門・資格・所属学会等
- 日本外科学会専門医
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外科医師
植村 翼
Tsubasa Uemura
専門・資格・所属学会等
- 日本外科学会
- 日本心臓血管外科学会
- 日本胸部外科学会
- 日本血管外科学会
- 下肢静脈瘤血管内焼灼実施医
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名誉院長
風呂井 彰
Akira Furoi
専門・資格・所属学会等
- 鹿児島大学医学部臨床教授
- 日本肝臓病学会専門医・指導医
- 日本消化器病学会専門医・指導医
- 日本消化器外科指導医
- 消化器がん外科治療認定医
- 日本外科学会専門医
データベース事業について
外科では一般社団法人NCDの取り組みである『専門医制度と連携したデータベース事業』に取り組んでおります。
この事業を通じて、患者様により適切な医療を提供するための専門医の適正配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを応援することが可能となります。
何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
詳しくはこちらの資料をご覧ください。
診療実績
2021年度 外科手術数
部位 | 術式 | 小計 | 計 | |
---|---|---|---|---|
胃・十二指腸 | 幽門側切除 | 開腹 | 5 | 27 |
腹腔鏡下 | 9 | |||
胃全摘 | 開腹 | 1 | ||
腹腔鏡下 | 5 | |||
胃局所切除 | 開腹 | 2 | ||
腹腔鏡下 | 3 | |||
噴門側胃切除術(悪性) | 1 | |||
胃空腸吻合術 | 1 | |||
肝 | 肝亜区域切除術 | 2 | 16 | |
肝外側区域切除術 | 2 | |||
肝切除術(1区域切除) | 1 | |||
肝切除術(2区域切除) | 2 | |||
肝切除術(部分切除) | 8 | |||
肝門部胆管癌切除術(血行再建なし) | 1 | |||
胆 | 胆嚢摘出術 | 開腹 | 2 | 76 |
腹腔鏡下 | 65 | |||
胆嚢悪性腫瘍手術 | 8 | |||
胆管切開結石摘出術(腹腔鏡下) | 1 | |||
膵 | 膵頭十二指腸切除術 | 7 | 11 | |
膵体尾部切除術(脾摘を伴う)(腹腔鏡下) | 4 | |||
ヘルニア | 鼠径 | 開腹 | 60 | 89 |
腹腔鏡下 | 17 | |||
腹壁瘢痕 | 9 | |||
臍 | 1 | |||
閉鎖孔 | 2 | |||
小腸・腸閉塞 | 小腸切除術(開腹) | 5 | 29 | |
小腸切除術(腹腔鏡下) | 10 | |||
小腸腫瘍摘出術 | 1 | |||
小腸切除術(悪性腫瘍)(腹腔鏡下) | 1 | |||
腸管癒着症手術(開腹) | 3 | |||
腸管癒着症手術(腹腔鏡下) | 9 | |||
直腸・結腸 | 直腸良性腫瘍摘出術 | 1 | 81 | |
高位前方切除 | 腹腔鏡下 | 14 | ||
低位前方切除術 | 腹腔鏡下 | 9 | ||
S状結腸切除 | 腹腔鏡下 | 10 | ||
横行結腸切除 | 腹腔鏡下 | 2 | ||
回盲部切除 | 腹腔鏡下 | 4 | ||
左側結腸切除 | 腹腔鏡下 | 7 | ||
右側結腸切除 | 腹腔鏡下 | 17 | ||
直腸切断術 | 開腹 | 3 | ||
直腸切断術 | 腹腔鏡下 | 4 | ||
捻転・腸閉塞 | 10 | |||
虫垂切除術(簡単) | 腹腔鏡下 | 34 | 58 | |
虫垂切除術(複雑) | 腹腔鏡下 | 5 | ||
結腸切除術 | 開腹 | 1 | ||
腹腔鏡下 | 18 | |||
ストマ・肛門 | 人工肛門造設術 | 8 | 12 | |
人工肛門閉鎖術 | 4 | |||
腹膜炎 | 急性汎発性腹膜炎 | 3 | 6 | |
大網充填術または被覆術 | 3 | |||
末梢血管 | 6 | 6 | ||
その他 | 試験開腹術 | 1 | 51 | |
審査腹腔鏡 | 2 | |||
中心静脈注射用植込型カテーテル設置 | 39 | |||
リンパ節摘出術 | 3 | |||
創傷処理 | 4 | |||
皮膚皮下腫瘍摘出術 | 2 | |||
合計 | 462 |