令和3年度 病院指標

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 638 103 96 98 185 269 747 988 1072 398
2021年度の退院患者数4594名を10歳ごとに年齢区分した指標となっております。
退院患者数に占める60歳以上の割合は約70%、小児患者は全体の約16%となっております。
地域の急性期医療を担う医療機関として幅広い年齢層を対象に診療に努めてまいります。
2022年1月からは耳鼻咽喉科・頭頸部外科が新設され、外来・入院診療を開始しております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 37 14.76 13.14 13.51 80.78
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 20 24.55 18.42 15.00 78.90
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 20 9.70 10.66 0.00 69.45
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 18 18.72 20.57 16.67 83.89
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしA-DROP スコア2 13 12.77 15.86 23.08 86.69
内科における、診断群分類上位5分類を表記しております。
当院内科では、内科全般にわたる総合診療的機能を担当しています。
診断群分類別では、前年度と同じく尿路感染症や肺炎の薬物治療やリンパ腫や白血病などの化学療法の症例が多くなっております。
主に高齢者に多い疾患となっていることは前年同様です。
入院が長期化する場合は、地域の回復期病院と連携をとり在宅復帰を支援しております。

消化器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 122 13.07 9.21 14.75 79.14
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 64 17.23 10.48 1.56 74.34
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 34 16.24 11.68 8.82 74.62
060060xx9710xx 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 29 20.34 12.97 13.79 80.86
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 29 2.79 2.65 0.00 64.03
消化器内科における診断群分類別上位5分類を表記しております。
総胆管結石・胆管炎に対するステントやドレナージチューブの内視鏡下留置や薬物治療、肝細胞癌に対する経皮経肝化学療法、悪性腫瘍に対するステント留置や内視鏡処置、大腸腺腫に対する内視鏡的切除などが上位となっております。
内視鏡検査をはじめ、内視鏡造影検査(ERCP)、超音波検査、膵胆管内視鏡超音波検査、カプセル内視鏡などの専門的な検査や、悪性腫瘍の化学療法も多数行っております。緊急内視鏡は24時間対応を行っております。

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 140 22.62 17.35 11.43 81.51
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 114 4.59 3.06 0.88 67.34
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 57 6.75 4.36 0.00 74.60
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 18.67 10.24 6.52 83.91
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 41 15.93 11.87 0.00 67.51
循環器内科における診断群分類上位5分類を表記しております。
狭心症や急性心筋梗塞等の虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査や治療、心不全による薬物療法や食事療法等の入院が上位を占めております。
当院では、救急心臓疾患を何時でも受け入れる体制を敷いており、緊急の検査・治療を行っております。
心不全は高齢者が多く、入院治療が長期化する場合は、他医療機関との連携を図り、転院による継続的な診療も行っております。
その他、不整脈に対するペースメーカー手術や薬物治療も積極的に行っております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 74 3.62 4.74 2.70 70.88
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 38 22.37 15.76 5.26 74.66
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 35 5.97 5.40 0.00 45.34
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 35 6.31 6.25 0.00 61.94
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 27 6.67 7.11 3.70 61.85
外科における診断群分類上位5分類を表記しております。
当該年度では鼠経ヘルニア、大腸癌、虫垂炎、胆のう結石・胆嚢炎における手術目的の入院が上位を占めております。
急性虫垂炎や腹膜炎など緊急手術を要する疾患に対して、24時間対応できる体制を敷いております。
当院では胃癌、結腸/直腸癌、肝臓癌、胆道癌、膵臓癌などのがん治療において腹腔鏡下における低侵襲手術や肝胆膵の高度難易度手術を行っております。
また、化学療法センターにおいて消化器内科と連携を図り、化学療法を安全に提供できる体制も敷いております。

呼吸器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 10.65 10.47 4.35 70.89
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 22 10.09 9.28 0.00 60.73
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 20 5.80 3.30 0.00 71.20
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 13 22.08 13.12 23.08 71.69
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 13 10.15 9.86 0.00 36.23
呼吸器外科における診断群分類上位5分類を表記しております。
前年同様、肺癌に対する外科的手術療法や化学療法、気管支鏡検査目的の入院が最も多く、気胸に対する入院治療も上位を占めております。
根治性(治せる可能性)、安全性、低侵襲性(胸腔鏡を用いた手術など)の順に、患者さん一人一人の生活や体力に応じた治療を提供しております。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 153 27.83 25.32 79.74 85.19
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 53 21.17 19.34 62.26 80.02
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 43 5.42 4.99 2.33 49.67
160700xx97xx0x160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし 26 8.31 5.99 0.00 54.69
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 26 20.35 14.64 34.62 76.23
整形外科における診断群分類上位5分類を表記しております。
高齢化社会に伴い、高齢者の方における転倒骨折は年々増加傾向にあります。
前年同様、大腿骨骨折による手術目的の入院が最も多くなっており、次いで胸腰椎圧迫骨折による症状改善目的や前腕骨折による手術目的の入院が上位と
なっております。
大腿骨骨折や胸腰椎圧迫骨折では、在宅復帰までに長期の入院が必要な場合も多いため転院率も高く、当院での急性期治療後は地域の回復期病院と
治療計画を共有し在宅復帰に向けた包括的な診療を行っております。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 21 11.67 9.78 19.05 74.86
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 20 19.80 15.63 50.00 75.15
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 11 2.00 3.22 0.00 74.64
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 23.10 18.90 70.00 77.90
010060x2990420 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病2あり発症前Rankin Scale 3、4又は5 - - 31.04 - -
脳神経外科における診断群分類上位5分類を表記しております。
前年同様、脳梗塞に対する超急性期血栓溶解療法(t-PA)や脳保護療法(エダラボン投与)目的入院や外傷性脳出血に対する穿頭術や開頭術などの
手術目的の入院が上位となっております。脳梗塞については指標5(「脳梗塞の患者数」)においても説明しております。
また、非外傷性の脳出血や脳動脈瘤に対する開頭術やカテーテル治療も行っております。
在宅復帰に向けて入院期間が長期化する場合は、回復期を有する医療機関との転院調整を図り、連携、情報共有に努めております。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1なし 174 1.00 2.35 0.00 2.43
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 93 1.00 2.13 0.00 1.90
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし 85 5.61 5.83 0.00 0.80
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 37 3.70 5.53 0.00 5.14
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 23 4.83 6.24 0.00 2.39
小児科における診断群分類上位5分類を表記しております。
前年同様、食物アレルギーに対する食物負荷試験を目的とした入院が最も多く、次いで気管支炎、肺炎、喘息などの呼吸器疾患に対する薬物療法目的の入院が
上位となっております。食物アレルギー検査目的の入院は前年より増加しております。
当科では急性期の入院医療を担い、地域の医療機関との連携を図り、救急搬送・紹介入院を24時間受け入れる体制を敷いております。

小児外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 18 1.72 2.78 0.00 4.44
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり - - 2.99 - -
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 - - 5.40 - -
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 - - 7.84 - -
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 - - 3.77 - -
小児外科における診断群分類上位5分類を表記しております。
鼠経ヘルニア、停留精巣、虫垂炎、包茎に対する手術目的の入院が上位を占めております。

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耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.71 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし - - 4.92 - -
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 - - 7.84 - -
030320xxxxxxxx 鼻中隔弯曲症 - - 6.29 - -
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 - - 6.47 - -
耳鼻咽喉科における診断群分類上位5分類を表記しております。
当科2022年1月に耳鼻咽喉科・頭頸部外科として新設され、外来・入院診療を開始しております。
1月からの集計のため症例数はまだ少ないですが、月々増加しております。
当該年度では、扁桃炎や副鼻腔炎に対する手術目的の入院が上位となっております。
その他、頭頸部腫瘍に対する手術目的の入院もあります。

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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 16 - - 28 - 13 1 8
大腸癌 - 20 73 47 22 22 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 29 - - 36 38 - 1 8
肝癌 - 16 - 11 - 55 1 6,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌の患者数を初発のUICC病期分類(※)と再発に分けて集計。
当院は、県のがん診療指定病院であり、手術や化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療や緩和ケアを提供する体制を有し、患者さんの状態に応じて
各学会の診療ガイドラインに準じた標準的な治療を提供しております。

※UICC病期分類:国際対がん連合(UICC)によって定められたTNM記号による病期分類。原発巣の大きさと進展度を表すT(T1~T4)、
所属リンパ節への転移状況を表すN(N0~N3)、遠隔転移の有無を表すM(M0、M1)の3記号を指標として、がんの進行度をStsgeⅠ~Ⅳの4期に
分類。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 9.50 65.42
中等症 54 15.39 80.63
重症 18 20.94 86.56
超重症 - - -
不明 - - -
市中肺炎は、普段の日常生活を送っている中で発症した肺炎の事で、病院内で発症した肺炎は含みません。
上記重症度は、肺炎の重症度分類(A-DROPスコア)により分類され、数値(スコア)が大きいほど重症を表します。
高齢の方で重症度があがり、在院日数も長期化する傾向にあります。
長期的な入院治療を要する場合は、回復期病院と連携し、当院での急性期治療後は転院しADLの改善を図ります。
昨年と比べると軽症、中等症で件数が増加しております。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 65 21.68 79.38 43.59
その他 13 23.46 76.31 10.26
上記は、脳梗塞で入院される方の発症日からの日数で分類し集計しております。
発症日から3日以内での入院が多く、高齢者に多くなっております。
発症時期や病状に応じ、t-PAによる超急性期血栓溶解療法やエダラボン投与によ脳保護療法、カテーテルによる血管内治療を行っております。
また、入院初期よりリハビリ介入も行っております。
長期の入院治療を要する方も多く、約4割の方が回復期病院へ転院となっており、地域の医療機関と連携を図りながらQOLの改善を目指した支援を
行っております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 11 9.64 9.73 81.82 85.36
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
当科では、胃瘻造設術(PEG)が最も多く行われております。
当該手技は、食事の経口摂取が困難な方や食べてもむせ込んでしまい誤嚥性肺炎を引き起こしやすい方が対象で高齢者に多いです。
術後管理は長期化することもあり、転院率も高くなっております。
他医療機関からの造設目的の紹介入院も多く、造設後管理が安定したら紹介元医療機関での継続管理となります。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示

消化器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 148 1.97 13.45 14.86 79.17
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 62 3.15 14.13 1.61 74.45
K654 内視鏡的消化管止血術 30 0.43 16.50 20.00 74.80
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 28 0.32 1.71 0.00 64.32
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 19 3.32 8.84 10.53 73.37
当科では、内視鏡下で行う胆道ステント留置術が最も多く行われております。
当該手技は、胆管炎や癌などによる胆管閉塞部位にステントといるストロー状の短い管を入れて、胆汁の流れを良くする治療です。
血管塞栓術(TACE)は、がん細胞(腫瘍)に酸素や栄養を提供している肝動脈を塞いで、選択的に肝細胞癌を壊死させる手技です。
大腸ポリープ切除術は、地域包括ケア病棟での治療となっており当該指標の集計には入っておりませんが、件数全体では当該診療科で2番目に多い手技です。
消化管出血に対する内視鏡下止血術は、緊急に行われることも多く、当院では24時間緊急内視鏡の体制も整備しております。

循環器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 54 2.54 4.02 0.00 74.37
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 37 4.24 17.97 10.81 81.84
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 26 0.08 16.58 7.69 70.96
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 25 0.04 16.68 4.00 69.20
K597-2 ペースメーカー交換術 11 1.00 9.55 9.09 88.82
当科では、前年同様、冠動脈ステント留置術やペースメーカー移植・交換術が上位を占めております。
緊急を要するものも多く、24時間対応できる体制を整備しております。
当院を退院後は、日常診療をかかりつけ医で、専門的に行う定期的は検査・治療は当院で行い、「二人主治医制」による地域一体となった診療を
おこなっております。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 66 1.23 5.44 1.52 63.24
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 59 1.68 1.66 3.39 73.53
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 49 6.06 17.53 6.12 73.04
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 34 0.26 4.68 0.00 44.32
K719-21 腹腔鏡下結腸切除術 小範囲切除、結腸半側切除 21 2.90 10.95 0.00 60.38
当科では、腹腔鏡下による低侵襲手術を積極的におこなっております。
前年同様、鼠経ヘルニアに対するヘルニア手術や、胆のう結石や胆のう炎、胆のうポリープを対象とした腹腔鏡下摘出術、大腸、胃、肝、胆、膵などの幅広い消化器癌に対する腹腔鏡下切除術など多く行っております。虫垂炎や腹膜炎に対する手術は緊急を要することも多く、当院では24時間緊急手術に対応できる体制を整備
しております。

呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 31 2.13 10.90 3.23 70.13
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 14 3.50 7.79 0.00 40.07
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 - - - - -
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 - - - - -
K502 縦隔腫瘍、胸腺摘出術 - - - - -
当科では、肺癌に対する悪性腫瘍手術をはじめ、気胸や縦隔腫瘍などに対する手術も多く行っております。
手術の多くは胸腔鏡下による低侵襲手術で行われており、術後早期の退院へとつながっております。

※患者数が10未満の場合、ハイフン「-」で表示

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 137 4.30 21.22 64.96 81.45
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 54 2.94 12.52 12.96 55.07
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 52 5.23 21.75 84.62 84.13
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術 前腕、下腿 33 1.06 2.39 0.00 60.79
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 24 4.00 38.63 8.33 74.42
当科では、大腿骨骨折に対する手術が最も多く行われております。高齢化社会における高齢者の転倒による骨折は毎年多く、昨年と比べ手術件数も増加しております。手術はワイヤーやネジ等で固定する骨折観血的手術や、折れた骨頭を除去し人工物でできた骨頭に置換する人工骨頭挿入術などの術式が多くを占めており、術後は長期的なリハビリを要すことが多く、急性期治療後は回復期病床を有する医療機関との連携により在宅復帰を目指した支援を行っております。
その他、前腕、鎖骨をはじめとする他部位の骨折手術、変性疾患に対する人工関節置換術なども多く行われております。
骨癒合後は体内で固定していた金属を取り除く除去術も行っております。
各専門診療科がそろう総合病院の整形外科として多病合併高齢者や高リスク患者の手術も積極的に対応しております。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 24 1.38 13.58 33.33 78.08
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの - - - - -
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの - - - - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -
当科では、慢性硬膜下血種に対する穿頭術が最も多く行わております。交通事故や高齢者の転倒を起因とするものが多く、昨年と比べ件数は増加しております。
その他、内頸動脈狭窄症に対して脳梗塞予防を目的としたステント留置術、脳出血に対する開頭による血種の除去術、脳梗塞に対するカテーテルによる血管内治療
、未破裂脳動脈瘤に対するクリッピングなども行われております。

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小児科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7151 腸重積症整復術 非観血的なもの - - - - -
当科では、腸重積に対して空気整復(空気を注入し、入り込んだ腸管を押し戻す方法)による解除術が行わております。

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小児外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 18 0.17 0.56 0.00 4.44
K836 停留精巣固定術 - - - - -
K6333 ヘルニア手術 臍ヘルニア - - - - -
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの - - - - -
K8282 包茎手術 環状切除術 - - - - -
当科は、医療圏内の小児外科疾患で、入院手術加療の中心となる医療機関です。
鼠経ヘルニア、停留精巣、虫垂炎、包茎に対する手術が多く行われております。
虫垂炎の手術は低侵襲性で行われ、早期の退院を目指しております。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K339 粘膜下下鼻甲介骨切除術 - - - - -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - - - -
K347 鼻中隔矯正術 - - - - -
当科は2022年1月より入院診療を開始しております。
当該年度は扁桃炎、鼻出血、上顎洞炎、鼻中隔弯曲症などに対する手術が行われております。

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その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 17 0.37
異なる - -
上記集計は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症及び合併症の発生率を示したもの
です。癌や細菌感染による重篤は合併症である敗血症や播種性血管内凝固症候群(DIC)、手術・処置等の合併では狭窄や出血などがあります。
これらの合併症は、発症すると入院が長期化するため未然に防ぐよう一層の注意をはらっております。

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更新履歴

2022/9/30
令和3年度病院指標を公開