INFORMATION
薬剤部紹介
GREETING
ごあいさつ
患者さんへ薬剤師が責任を持って、
お薬をお届けします
霧島市立医師会医療センターの薬剤部には、薬剤師23名、機能性薬剤部員として看護師など5名が在籍しています。(令和6年4月現在)
薬剤部の理念として「そうだ病棟に行こう」と掲げ、薬剤師は病棟の患者さんの元へ薬の説明へ行ける体制作りを行っています。
薬を正しく使って頂くことはもちろんですが、患者さんと直接お話しすることで、しっかり使える状態で薬をお渡しすることができます。例えば、錠剤を飲む際に喉に引っかかってしまったり、袋詰めにしても袋を開けられなければ意味がありません。薬剤師には、患者さんが薬の効果をしっかり恩恵を受けて、元気になるようなサポートをする仕事ができるように取り組んでいます。
新卒の薬剤師にも多く入職してもらい、現在では5年以下の薬剤師が約半分となっています。新人の薬剤師にも積極的に患者さんの元へ行ってもらいます。調剤をずっとしていると、患者さんの様子をイメージすることが難しいです。そこで、積極的に病棟をまわったり、院内のチーム活動や各種委員会へ参加や休日・夜間の当直もしてもらいます。もちろん、先輩を含めて薬剤部全体でフォローする体制も出来ています。例えば、病棟の担当は、1病棟に5人ほどが配置されており、全員で情報連携しながら業務を行っているので、悩んだり、不安なところがあると、必ずフォローをしてくれます。
新人教育に関しては、1年目の薬剤師に対して2年目の薬剤師を世話係につけています。悩みのを聞きやすいと同時に、2年目の薬剤師は教えることによって、自分の到達度を知ることができ、お互い成長が出来ています。
また、霧島市立医師会医療センターは各種認定薬剤師の指導施設にも認定されています。認定薬剤師は現在、5名在籍しています。当院で働きながら、認定薬剤師の取得を目指している薬剤師も4~5名います。
2025年2月には、新病院がスタートいたします。最新の機器等も導入され、ハード面でも大幅に充実します。薬剤師もさらに増員をし、継続的な組織を構成し、働きやすい環境づくりと患者さんのために動ける薬剤部になるためのスタートダッシュができるよう準備も進めています。
薬剤部 部長 岸本 真
TEAM MEDICINE & COMMITTEE
チーム医療・委員会活動
チーム医療の必要性がますます高まり、次のような委員会で薬剤師も一翼を担っています。(薬事委員会、化学療法委員会、感染対策チーム、褥蒼対策チーム、NST、セーフティマネージャー部会、緩和ケアチーム、輸血療法委員会ほか)日々進歩する医療、新薬の開発に対応して、薬剤師は薬の専門家として日々研鑚を積んで、患者様、医療関係者に応えていきたいと考えています。
PHOTO GALARY
フォトギャラリー
薬剤投薬窓口
広々としたオープンカウンターで、いつでもお薬などの質問を受付けています。是非ご利用ください。
調剤室
内服薬が約750品目、外用薬が約200品目配置してあります。薬剤は50音順、及び薬効別に、また、毒・劇薬は別に配置し、規格違いは”規格違いあり注意”の掲示をして調剤ミス防止に努めています。
処方・藥袋などは電子カルテと連動して発行されます。
散薬棚・散薬分包機
秤った量が記録される散薬調剤監査システムを導入しています。薬品の秤量ミスを防止できるシステムです。
散薬のみ、及び錠剤または混合分包が可能です。また、分包紙には、患者名、用法、用量などを印字することができ、患者様に安心感を与えています。
全自動錠剤分包機
256品目まで錠剤を収納し、分包できます。電子カルテと連動しており、短時間で分包することが可能です。
注射薬調剤室
注射薬が約550品目配置してあります。補液には病棟名、患者及び調剤日を記載したラベルを貼り、アンプル類は1回分ずつ専用ビニール袋に入れて調剤するため、病棟での確認がスムーズにできます。
医薬品情報管理室
電子カルテとは別にインターネット接続された情報系パソコンを薬剤師1名につき1台づつ支給しており、調剤室内ではタブレットを配置し、常に最新の医薬品情報を検索できるような体制を整備しています。
医薬品情報管理室では、得られた情報を加工して院内外へ発信する拠点として活動しております。また、専門書や月刊誌もそろっており、多職種の方も利用されています。
無菌調剤室
抗がん剤やバイオ製剤の無菌調製を行っています。
無菌調製室と調剤室をネットワークカメラで繋いでおり、調剤室からミキシングのチェックを行っています。